当時、会社で2025年ビジョンというものを作りました。静岡の浜松にある一企業ですが、社内で「これからは海外に行くよ!」という話をして、どれだけ本気なのかというのを社員に見せようと思いました。そのために、まずは自分が英語勉強しなくてはと思い、どのように始めようかなと思っていました。

朝の習慣ってすごく大事だと実感しました。毎朝6時半からオンラインで10分英会話。1日のスイッチがそこで入るんですよね。これが自分の中では習慣化されて、（それまで）1日の生活がだらだらと始まっていたのが、朝6時半に英会話で1日がスタートするっていうのは自分にとって、とても良いスイッチが入っている感じがしました。

3年以上やっています。2019年の7月から始めましたからね。3年です。（感慨深く）すごいなあ…3年頑張っているのですね。

ありがとうございます。中学3年の時に受験のために英検取った方がいいよって言われて初めて取ったのが英検４級だったんです。それ以来なので 40年ぶりぐらい（笑）。まぁよく英検準２級を受けるという気になったと思うし、合格できたのも驚きでした。これは本当にアリシアさんに感謝しなきゃいけない。

最初の頃って本当に英語に拒絶反応がありました。特に耳。聴くこと自体が全然できなくて。まさかあんなリスニングまで合格できるとは。しかも一発ですからね。

面接ありましたね。ライティングも。まぁよくがんばったと思います。

テレビで字幕が出ますよね・・・例えばアメリカとかのニュースで字幕を見た時に、以前は字幕を読むだけで、耳には声が入ってこない状態でした。でも今は何を喋っているのだろうと耳で確認している自分がいるのが、一番の変化かなと思います。

うーん…そもそも僕が英会話を始めること自体、家族の中ではすごい衝撃だったと思います。先ほどの英検準2級を取ったという話も、「本当に？」「パパ本当に？」って、なかなか信じてくれなくて（笑）。あれは嬉しかったですね。

社員はここまで（私が英語学習を）続けていることをおそらく知りません。「社長は結構勢いでいろいろ言うから継続性がないのでは」と、口には出さないけど心の中では思っているかもしれません。だけど今回、英検準2級合格をひとつの結果として出せたということで、「(社長は)言っていることは本当にやろうと思っているのだな」と皆感じてくれたのではないかと思います。先ほどの「2025年ビジョン」についても常々「本当にそれやるよ」と皆に伝えているし、皆も「そうだろうな」と思ってくれています。

そうですね。今私が取り組んでいる「ライフプラン」は万国共通だと思うので、日本だけではなく海外でも広く通用すると見込んでいます。そう思うと海外に広めていきたいという気持ちは強いです。そのために英会話を始めましたし、ビジネスは勿論ですが、海外に住んでみたいという気持ちも今はあります。

今って、スマホの翻訳機能が凄く発達しているから、「それでいいじゃん」「 英会話なんて別に習わなくてもいいじゃん」って言われる方も多いと思います。でも、自分の気持ちを伝えるのに、翻訳機を使うのか、自分の言葉で伝えるのか、って全然違うと思うのです。やっぱりそこは人と人なので、そういうところを大事にしたいと思うし、自分の力だけで海外に行けると思ったら、気持ちの上で余裕があるのではないかなと思います。多分、昔だったらそうは思っていなかったと思いますが、今は本当に早く海外へ行ってみたいなと思っています。(コロナ禍で)3年間海外へ行っていないので、行ってみてどう自分が変わっているのかを体感したいと思っています。

そうだなあ・・・僕みたいに英語話したいと思っているけれど、集団の中で英語を話すというのは、ちょっと気が引けちゃう、ちょっと恥ずかしい、と感じている方ですかね。例えば社員さんと一緒に・・・と言われても、社長が社員よりぜんぜん英語できないと恥ずかしいじゃないですか。僕も、もともと社員全員と一緒にやっても良かったのだけれど、それって社員と自分の力量が分かってしまうので「これは恥ずかしい」「コソコソっと練習したい」と思いました。それでマンツーマンでレッスン受けたいと思いました。
（アリシアさんは）自分がどういうふうに伝えたいかって察知して回答してくれるのですごくありがたい。あとモチベーションが常に高くいられるのもいい。それは本当にアリシアさんの魅力だと思います。常に前向きっていう感じがする。だから自分も前向きにいられるので、それはただ単に英語を教わるだけではないかな。朝の10分が楽しい時間なのか、苦痛の時間なのか。朝起きて苦痛の時間は嫌じゃないですか。3年続いていることは、朝、本当に英会話のレッスンをすることが僕にとって、ひとつの楽しみになっているので、それもアリシアさんの魅力じゃないかなと思っています。