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一歩踏み出す勇気

上手くいく保証がないと、やっても意味がない。

一生懸命がんばって、その結果ダメだったらと思うと、
がんばるのも嫌になる。

だから、やらない言い訳を
もっともらしい理由にして、やらない。

こんなマインドの人が多い。

傷つきたくない。恐い。不安。
今のまま変わりたくない。

やってみたら自分の視野が広がって世界が変わる。

思っていた通りの結果にならなくても得るものはある。

努力した、がんばった、その過程が自信につながる。
たとえ望んだ結果が得られなくても。

何もやらなかった自分より、何かにトライした自分は誇らしく感じる。
そして、次につながる何かを見つけることができる。
思いがけない道が開ける。

ほんの少し挑戦する勇気を持ってほしい。
最初は小さな一歩でいいから。

小さい時に何でも上手にできてしまっていた子は、
上手く出来た「結果」を褒められた経験ばかりで、
一度「失敗」したり、欲しい結果が得られない経験をしたりすると、
自分の価値が認めてもらえないような気がして、
失敗を恐れるようになるのかもしれない。

結果よりも「がんばった」ことを認めてもらえた子は
失敗してもいいから「がんばろう」と前向きになりやすい。

中学生や高校生を教えていて(大人も含め)、
英語を学ぶ以前に、物事に臨む姿勢、
失敗しても挑戦し続ける精神力(諦めない気持ち)が
大切だなと感じる。

何かを習得するため、人生を切り開いていくため、
ここは無視できない重要ポイント。

そうは言っても私自身、子育てしている時には、
そこまで深く考える余裕はなかったりする。
この話は自分への自戒もこめて。

自分の子育ては、「もっとこうすれば良かった」という反省点ばかり。
出来ることなら、もう一度やり直したいけれど、
こればかりはそうもいかない。

気づくのが遅かったと思うことも沢山あるけれど、
過去に戻ることはできないから、今できることをやっていくしかない。

私は目の前の子供も、生徒も、いつかは殻を破って
挑戦する勇気が持てるようになると信じている。

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